手紙から

たくさん元気をもらった。

なくなった愛を感じて泣こうかと思ったのに

読めば読むほど

どんどん元気になっていった。

今なら君の気持ち分かるよ

今なら君の気持ちの全てに応えられる気がするよ

ありがとうね

たくさん愛してくれて

当時のぼくに代わって

その時の君の代わりに

今の君をたくさん愛するよ。

恋人である必要なんかないね。

まったくもってない。

君はぼくの優しさをすごく好きだったんだよ。

君はぼくの口から他人の名前が出てくるのが嫌いだったんだよ。

全部今のぼくだよ。

君が作ったのさ。

ありがとう。

縛る気なんかないよ

手紙の中で君が言ってたぞ。

要らないって言われたら

少し離れたところにいるって。

独りになったらかけつけるって。

教えられた。

ぼくもそうあろう。

君が誰と付き合い

誰と結婚しようと

ぼくが誰と付き合い

誰と結婚しようと

君が大切な人にはかわりない。

恋だの何だのじゃないから

こんなにも君が好きなんだね。

恋もあるけどさ。

だけど

これは愛だよ。

君の幸せがぼくの幸せに不可欠なんだから。

それを愛というんでしょう。

全部今頃腑に落ちたよ

ごめんね。

今から少しずつお返しをするね。

すごく気分がいい。

どういう自分であるべきか

ようやく分かった。

愛してる。

いいなあ

羨ましいよ。

すんごくね。

だからとてもありがとうって

今になって思うんだぜ。

早く遠くへ行こう。

君のいないところに行こう。

一緒に来てくれる人は知っている。

そういう人たちを

幸せにしたい。

なのに

まだ離れられない。

たくさんの人に失礼だ。

君にも迷惑だ。

分かったかい。

さらば友よ、いつかまた。

気付いた

最後の最後で気付いたの。

あっと声を上げてしまって

どうしたのと聞かれてしまったけど

誤魔化せたかな。

付き合ってる最後の時に会った時

貴方はまだつけていたと思う。

でもあの夜

ぼくをなだめるために

体を預けてくれたあの夜。

ネックレス

もうつけてなかったね。

いつも目で追ってた。

なんとなく

あれをつけてる間は大丈夫な気がしてた。

 

日に日に元気になっていく。

嫌だなあ。

君だけのためにぼくは死ねない。

もっともっとダメになりたい。

君の存在をぼくの中だけでいいから感じたい。

だけど

迷惑なんだもんね。

やめるよ。

貴方に何1つだって伝えない。

たくさん嘘をつこう。

だけど好きだけは本当のことを言おう。

 

毎日、君の心が離れた証を思い出す。

気づかないふりして気付いてたそれらが

ぼくの心を抉っては、ならしてく。

君とまだ話せるのが嬉しい。

最善の結果だと思う。

でもまだ泣いてるよ。

すき

もしこのブログを未だに見られてたとしたら

他のどの記事よりもこれを読んで欲しい。

 

シンプルに好き。

愛してる。

君の全てが愛おしいから

許せないことなど何もない。

いつもありがとう。

今だってありがとう。

ごめんね。

信じられる。

好きとかより嫌いな方が信じられる。

ずっとあなたが言ってた言葉。

なんでそんなこと言ってたのかなって

ずっと思ってて

ぼくの好きとかは曖昧なものとして

軽く見られてるのかなって思ってた。

まあこれは自分に落ち度があって

その落ち度があの日を招いたわけで。

でもこうなって

今のぼくには痛いほどわかる。

今だって夢に見て

考えただけで泣けてくる貴方の怖い言葉たちを

ずっと信じてる。

もう其れ程の関心はないから

そもそも言葉をかけるまでもないと思われてるかもしれないけど、

できればあの言葉たちをもう一度知りたい。

なぜだか安心できるから。

ずっと考えてしまうのは

好きだからなんだろうな。

失礼なやつだな

散り際を知らない二流の端役もいいところだ。

早く退場しろ。

を見た。

お話をする夢。

ぼくはお話の傍らで

どうしてか彼女の本音を、呟きという形で知る。

必死に悪口や哀れみ、軽蔑から逃げようと

優しくする。

そうやって最後には綺麗に別れる。

心臓がばくばくして起きた。

この夢が怖かったみたいだ。

なんでぼくも次に行けたりしないんだろう。

あの時、ぼくからあの言葉を言った時から

なんで送り出してあげられないのか

なんども悩んだ。

結局のところは失うのが怖いだけなのかな。

もうぼくらの間にお互いをしばれる何かはない。

今のぼくが何をしようと

何かを言える権利は向こうにない。

そもそもそんな関心はもうあの人にはない。

ちゃんと分かってる。

分かってる。