まだ

囚われたままなのだろうか、と昨日の夜中にふと思った。

ようやく自分の中で咀嚼して行けると思った。

あんな形で帰ってくるとは思わなかった。

覚えてないのも

今でも聴けないのも別段構わない。

そういう差は前からあったものだし。

ただどうしてなのかが知りたくなってしまう。

君の神様に俺という汚れがついたからなのか。

君の中の俺はとっくに死んでて、どうなってもいい、あるいは翻って目障りな存在なんだろう。

でなきゃあんな物言いに納得できない。

嫌だ嫌だ。

君の目を介して見る自分が惨めになる日がくるなんて。