送受信

あなたに送った物、言葉、行為、好意。

そのどれもが

自画自賛だけど素晴らしいもので

精一杯のものだったんだ。

喜んで欲しかった

褒めて欲しかった

好きになって欲しかった。

 

君からもらった何もかも。

まだ僕は消せてないんだ。

清算しようとしてるんだろうなって

自分の事後処理の下手さに対比して

上手であろう君を想います。

 

力が出なかった

全然寝れてないからだ。

お酒を飲んだ

少し涙ぐんだ

外を歩いた

他人に逃げた。

 

夜中の街灯と

朝の太陽は

どこか似ている。

どっちも切ない。

あなたと聴いた曲を聴く。

あなたの言葉の代わりとする。

 

野田洋次郎は言葉が

辞書にある言葉が好きじゃないって言ってた。

独特な人だなって思ってた。

今は少し分かる。

特別な気持ちはありきたりな言葉に変わってくのが我慢ならない。

誰にでも伝わるように言葉はできてる。

僕の気持ちはあなたに伝わればそれでいい。

僕の言葉からあなただけがこの気持ちを見抜いてくれ。

 

こうやって言葉をとうとうと放っていると

あぁ、じぶんはだからだめだったんだなって

思う場面が多々ある。

電車はもう動き出す。

社会が起きてるってことだ。

僕はまだ夢現